漫画『七年前の棘』は無料で読める？あらすじや読む方法を徹底解説

レビューコメント

• 少年時代の凌辱の記憶が頭から離れない青年が、トラウマを払拭しようとした先で……という容赦のない展開の凌辱物作品です。 どのみち逃げ場が無かった点でも容赦なく希望がありませんでした(詳しくは本編で)。 エッチシーンは、少年時代の回想と現代パートとあって、現代パートがメインです。 竿役の鬼畜な性根が実に変態的でエロかったです。
  
• タイトル「七年前の棘」とあるように、七年前に行われた性暴力と現在を行ったり来たりしながら話は進みます。 「傷」ではなく「棘」であるため、根本を解消しなければ棘は刺さり続け、ジクジクと痛み、かさぶたどころか傷にさえなりません。ただ、解決と言ってもそれを相談できる相手であるはずの父親は事の原因となった人物であり、本人もこのことについての話題を徹底して避けており、○供である主人公にとって頼みの綱はないようなのです。 トラウマは同級生との日常会話、父親との生活にまで根を張り、たった1日主人公の生活をのぞいただけでも疲労感があります。その最悪さに拍車がかかる容赦のなさに、読んだあとぐったりと暗い気持ちになりました。しかし、まだ読んでいたいような気持ちにもなり、作品に魅了されました。 絵や描写はさっぱりキュートという感じで重すぎず、内容の重さとの加減がちょうどよく感じました。絶望的な広がりを持ったエンディングが印象的です。