漫画『人間牧場』は無料で読める？あらすじや読む方法を徹底解説

レビューコメント

• アンノウン氏については、『体育教師』以来のファンである。その「精神の破壊/所有」をテーマとする作品は、氏の表情の描き分けによって特異な世界を確立する。ただ『調教クラブ』から顕著になったのは、精神の表現から物理表現へという、「肉体の変形・破壊/所有」への移行である。個人的には、この関心の変化は、同人誌作家が陥りやすいアポリアの一つだと考えている。 描写とはいえ肉体の毀損は復元できず、したがってバッドエンドを不可避にする。力を尽くしたキャラクターの産出に対するその無惨な殺害は不連続な既出作品群となり、作家自身の想像力を拘束し、逼塞/枯渇させる。様々な作家たちの猟奇譚が単発に終わるのはこのためである。そのため『奇譚事件録人誑の家』を読んだときは、氏の将来を大変心配した。 しかし氏は今作でそのアポリアを見事に脱したようである。最後の「はい」と「いいえ」の選択は、作家が絶望の甘美に強い誘惑を感じつつ、現実回帰を選択したことの現れだろう。それ故にこそこの作品は、続編可能性を残して終わっている。異世界転生が舞台になったのは、精神所有の象徴表現としての肉体所有表現の限界を痛感し、作家がこの結末を決断してから練り上げられたものだろう。と、するのは深読みすぎるか。しかし兎にも角にも、私はアンノウン氏が、自力で現実に戻られたことを心から祝したい。 一ファンの戯言として、氏はすでに書ききったと思われているかもしれないが、既発表作にまだまだ描き尽くすべき箇所がある。体育教師の失職とその零落、庭園の主の交代、庭園の季節、人誑の家から生還した病院、あるいは今作なら度重なるフラッシュ・バックと現実の交差も面白い。したたかな作家が、生を志向しつつ破滅的官能をいかに描くのか。氏の活躍にこれからも目が離せない。
  
• 人外好きは大満足なのではないでしょうか… 人間同士ではできない事がてんやわんやです。ただ、見本に出てきた二人の絡みはありません。それを期待してみると肩透かしかもです。 家畜扱いでだいぶ酷い目にあう主人公の二通りのエンディングが見れます。 『end』なので続きはないのだと思いますが二つ目の終わりは続きがすごく気になるので二人の絡みとか異世界に行ったり来たりしないのかなとか色々期待しちゃいます… ホントこのサークルさんはハズレがない… 次回作も楽しみにしています。
  
• 獣人(オーク、その他)×人間という個人的に大好きなジャンルですが、相変わらずこの方の描かれる美しい肉体の男性が可哀想な目に合うその姿が美しいです。 搾乳、巨根故の内側からの腹ボコ等ファンタジーならではの素敵要素てんこ盛り。 結構描写的にはエグいと思うようなプレイでも下品さがないのが素晴らしいと思います。 ページ数の八割がエロですのでその辺も大満足です。 最終的なルート分岐もどちらも描かれててお得感あります。