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レビューコメント

• ハイレベルな絵の作品だと思います。 ヒロインのキャラデザがとても魅力的で良いと思いました。 ヒロインの顔立ちや表情が魅力的な作品だと思いました。肌の質感も良かったです。 主人公の想像の中でヒロインがウェディングドレス姿になっている絵がありましたが魅力的で良かったです。 ヒロインは表面的には主人公に対してちょっとつんけんした感じがありますが 実は主人公に対して好意を持っているのではないかと思えるキャラでした。 そんなヒロインがちょっと奇妙な流れの中で主人公以外の男に犯されてしまう事になります。 主人公がその流れを止められずショックを受ける展開はちょっと切なかったです。 凄く強そうな怖い男が相手だったという訳ではなかったので 主人公が強い意志を持って決断していれば止められていた流れだったと思います。 ヒロインは本当は他の男に犯される事を主人公に止めてもらう事を期待していたのではないかと思いましたが、主人公が優柔不断で、はっきりと止めようとしなかったので主人公にがっかりしてしまったという事のように思えました。 そう考えるとやはり切なさがありますね。
  
• 仲良く一緒に登校しているのを悪友に茶化される。 そして声を揃えて否定する。 これだけでもう王道的幼馴染シチュ、という事で否が応でもNTR的期待感が高まっていきます。 幼馴染にも色々ありますが、こちらは気が強くて引っ込みがつかなくなるパターン。 屋上で行われたエロイベントに巻き込まれたことを見られ、お互い憎からず思っていた幼馴染同士がそれぞれ別な相手に初めてを捧げます。 しかも彼女の相手を務めるのはおバカな悪友で、彼はとっくに性に精通しているというのも敗北感を煽ります。 幼馴染NTRモノを多く手掛ける当サークル作品の中でも、特にビターなエンドもクルものがありました。
  
• NTRが大嫌いになったきっかけ作品 この幼馴染達はどちらも悪い所があるといえます。まず、主人公は素直になれない。そして流されやすい、これがダメだったところですね。そしてヒロインですが、こちらも重症です。こちらも素直になれない、そして頑固すぎた。この頑固すぎだというのがヒロイン側のダメだったところです。 そして2人が気持ちを伝えられていなかった所がターニングポイントです。2人とも相手が本当にどう思っているのかわかっていなかったからです。 幼馴染が犯られましたが、主人公が止められなかったのは、幼馴染があの男を本気で拒絶しようとしていなかったからというのも大きいです。なぜ拒絶しない?というのを考えた、考えてしまった結果という感じです。こうなった理由は先に言った通りヒロインが頑固すぎたからです。幼馴染は恐らく主人公に止めてもらいたかったのでしょう、止めてくれるのを待っていたのです。この行動は主人公の気持ちを確かめるためのもの。その結果、主人公はヒロインに疑念を抱き止められず、ヒロインも頑固すぎたために手遅れになり処女を散らした。見事にミスマッチしたのです。更にヒロインが感じやすいというのも絶望を加速させています。主人公はヒロインが他の男にイカされ続けている、なに感じてんだよという絶望。ヒロインは、犯されているのに感じてしまっている自分への絶望。 この作品は恐らく主人公のヘタレっぷりを描きたかったのでしょう。ですが、どちらも同じくらい悪いのです。最後のシーンはヒロインも手遅れになってしまったことでヤケになっています。頑固すぎたのです。 この話ですが、どう考えてもヒロイン側の人生は終わりです。主人公は報復として屋上のことを報告できます。そしたらヒロインは終わりです。そして今回のことで成長して幸せになることもできるでしょう、ですがヒロインはまた屋上にいくという発言をしており、転落して行くでしょう。