漫画『とかげのおかあさん(2)』は無料で読める？あらすじや読む方法を徹底解説

レビューコメント

• 作者の紹介文にもあるように、これは少女の出産の観察記録の漫画です。 出産描写のある作品自体は、この手のジャンルの中では珍しいものではありませんが、そういったもののほとんどはオチの1コマがそうであるだけだったり、あるいはリアリティがまるでない快楽出産の類であったりと、生命を生み出す行為の意味がセックスの延長の域を出ていません。純粋な出産そのものテーマとした作品は、それだけで希少価値なのです。 ようするに何が言いたいかというと、出産フェチの人間にとっては絶対的に「買い」なので、市場に出回っているうちに押さえておくのが吉でしょう。
  
• この作品の何より注目すべき点は"出産"に重きを置いていることである。 こういったニッチなシュチエーションはニッチであるがゆえに多くの作品ではメインプレイの後におまけや後日談程度に描写されるのに対しこの作品では少女が行為によって孕むところから始まり妊娠による身体の変化、出産に至るまで事細かに描写されている。作者は保健の教科書を暗唱できるのではないだろうか。中でも私が何より興奮したのはクライマックスとも言える出産シーンだ。私がこれまで見てきたものでの出産は子供を産み落としたら終了であった。しかし、この作品での出産シーンは後産まで描かれているのである。トカゲの子を産むこと成功し安心している少女を崖から突き落とすように訪れる第2波、ずるんと溢れでる胎盤、その衝撃に気絶してしまう様子を見たときに私のエロ同人史は転機を迎えた。人の子一人産むだけで味わう苦痛、それを少女に、しかもあろうことかリザードを孕ませながら背負わせる。それはイエスキリストが背負った十字架よりも重く、ゴルゴダの丘が通学路程度にしか感じられなくなるほどであった。
  
• 前作の臨月後の続きで、陣痛の真っ最中からスタート。全編出産です。 のでセックスはないです。そこが楽しみな方は回避を。母体が未熟なこともあり、よくある快楽出産とか超安産じゃない、人によっては一種のリョナ描写なので、妊娠・出産嫌いな方は回避。好きな方もサンプルを見てよく検討を。個人的には赤ん坊が人間じゃなく、リザードマン(ハーフリザードマン?)なのを除けばパーフェクト! 単体でも楽しめますが、やはり前作を読んでおくのが吉かと。