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レビューコメントの紹介

• 「情けは人の為ならず」は情けをかけるのはその人の為にならないと言う意味だと間違えて解釈している人が多いと聞きます。 正確には人に情けをかけると巡り巡って自分に良い事が返ってくると言う意味です。 ハッキリとした明言は避けているものの、本作のヒロインは何らかの超常的な力を持っていると思しき疑いがあり、大の男でも背筋が凍る恐ろしさを漂わせています。 その得体の知れなさは都市伝説に出てくる不気味な美女が最も近いかもしれません。 そんな怪しげな少女に対して主人公視点の男は、下品なセクハラをするでもなく、邪険に扱うでもなく、レディファーストな姿勢で一度ならず接しました。 これが巡り巡って彼に幸運をもたらすのが本作の要旨です。 彼は前述の通り紳士的な男なので少女からの誘いにヒャッホー!とは行かず、むしろ狼狽の色が濃い一方で、彼女の誘惑を受け流せるほど強固な自制心でもないようです。 いえ、ここにも彼女の超常的な力が働いてあらがえなかったとも考えられます。 いずれにしても本作はずっと少女の女性主導なペースで進行します。 手足の結束バンドや金縛りほど明確な拘束があるわけではないので、逃げ出そうと思えば逃げられそうなのに、上に乗った少女を跳ね除ける事が出来ず身を委ねたくなってしまう魅惑の底なし沼に沈んでいくような感覚です。 確かに、この白く美しい体には不思議な力を抜きにしても男を惑わすだけのエロさがありました。
  
• 雨の日に傘を貸してあげた蠱惑的な少女との一時。 彼女の魅力に溺れ性的欲求をぶつけるだけの男達が餌食にされ命を落とす描写があり、どうやら人外の存在のよう。 傘のお礼にと誘ってきた少女にも紳士的に接する主人公も彼女の妖しげな色香に抗えず、激しく精を搾られるハメに。 ミステリアスで魅惑的な少女の描写がお見事で、とてもエロくて素晴らしい! 主人公の優しさが自身の命を救う結果になったのも、気持ちの良い終わり方で良かった。
  
• 本作、妖艶で不思議な少女に搾り取られる話。 狙われたら命はないと思え、的なよくある都市伝説に出てきそうな少女。 少女が怪異の類なのか、ただ不思議な力をもってしまっただけの存在なのかは最後まで明かされることなく。 ただ、下心なく紳士的な態度をとった主人公(という表現でいいはず)は、結果的に彼女に気に入られて搾り取られます。 それがいいことか悪いことかはなんとも言えませんがちょっとうらやましいw 最後の展開。果たして主人公はどう応えたのか気になります。