漫画『メイドのおしごと。II』は無料で読める？あらすじや読む方法を徹底解説

レビューコメント

• 前作に引き続きメイドの葛藤に力が入った作品です。 この際、男女関係なく雇用主の息子(娘)に体の関係を迫られ、同時に愛を説かれたとして受け入れるべきか否かは悩ましい所です。 まずNOの理由を挙げればキリが有りません。 たとえ相手が強く望んだと言っても、干支1.5周は離れた異性と一線を越えたとあっては世間にも雇用主にも後ろ指をさされる危険大です。 また、恋焦がれる対象が母親でもおかしくない年齢では、彼の健全な青春時代に差し障りがあるとも考えています。 加えて、まだ若い少年とはいえ、男が女性に強く求めすぎては犯罪的になりかねないのも事実で、その意味で自重を覚えさせるのも身近な異性の役割ではないかと自問自答しています。 他にも、まだ書ききれないほど綿密かつ理性的に熟考する様子をモノローグで描写し、「母親のような存在つもりが、異性として見られてしまった女」にリアリティを醸し出しています。 と、ここまでは本作の魅力の半分です。 YESを選択したとして、どんな言い訳で自分をごまかすのかは女の慈悲あるいは甘さを感じさせてくれます。 そして、心は常に冷静だとしても体は快楽に反応してしまう、快感の実在がヒシヒシと伝わる確実なエロさでした。
  
• 久々に同人オリジナルのコミックで感動しました。 この作品では、よくあるようなメイド×ショタものではないのです。 作者のあとがきでも触れられているように、「あらあら悪い子ね、ふふふ」的な展開のほうが話の展開としては簡単なのでしょうが、本作は違います。 個人的には、メイドが葛藤しながらも段々と許容(妥協)してしまう過程の描写がとても良く、そこに我が愚息も屹立し、感動の涙を流してしまうのでした。 話の流れがとても秀逸ですので、1話を読んでいない方は出来れば1話から読むことを強くおすすめします。
  
• 作者はどうやらメイドに拘る作家のようです。メイドの制服の方もきっちりと表現されています。何だかんだで葛藤が有りながら坊ちゃまとの関係を続ける心境が見事に表現されています。この調子で、あっさり恋人に為ってしまう漫画って割と多いだけに、何だか新鮮に感じます。妙にミサトさんの未処理の陰毛がいやらしく感じます。