漫画『聖欲救済～シスター・スピカの夜の後輩指導～』は無料で読める？あらすじや読む方法を徹底解説

レビューコメント

• まず、笑顔がまぶしいですね。 聖職者としての敬虔さや魔術詠唱者としての力量をさておいても、周囲の人々を安心させ癒してくれる笑顔の存在が小さくありません。 もっとも、実際はそんな清廉な微笑みではなく発情した女の顔だったりもしますが、とにかく本作ではシスターの明るい笑顔が随所に光っていました。 また、本来は禁欲的であるべき聖職者が本能をさらけ出す背徳感も刺激的でした。 いけない事だと分かっていても我慢できずに他のシスターの目を盗んで深夜に逢瀬を重ねるそれは不純異性交遊禁止を破るカップルのようでした。 あえて脱がずに神聖な黒衣の上から乳首を愛撫するなど聖職者同士ならではの行為も満載で、寝静まった寄宿舎に獣のような雌の喘ぎが響いている情景を想像するだけで優勝でした。 そして、本作の受けは徹頭徹尾メカクレですが、その表情秘匿性を貫通する興奮がドスケベでした。 口ぐらいしか彼女の感情をうかがい知るすべは無いにもかかわらず、とろけて涎を垂らす口や上気した頬や仰け反った顎から激しい快感が伝わって来て流石の表現力でした。 むしろ情報を絞る事で限られた事実が濃くなり圧倒的な臨場感で女性同士のHを咲かせていました。
  
• 前半は、まるで男の人に触られているのと同じような乳首責め&クリ責めでしたが、後半は男の人とはやはり違うカラダの重ね方に移っていったので、百合らしくなってきた感じでした。26頁などが良かったです。最後の絵も同性同士という感じで密着度が高くて、肌が触れ合う感触を妄想してしまいます。女の子同士なら神様もお許しくださいと思いました。
  
• ゆかたろ先生の「なかよし女冒険者」シリーズが百合えっち好きのバイブルのひとつであることは言うまでもなく、そんな女冒険者たちのなかで分けてもドスケベなのがシスター・スピカであるのもまた論を俟たないことです。 なんと今回はその単独スピンオフ。メカクレシスターちゃんに自己投影して楽しむこと推奨の「夢」作品! これが最高でないわけがありません。パラレルワールドとのことでスケベ担当のセンリ氏やドスケベ担当のマヌバ氏はいっさい登場しませんが、それでも得られる満足感はすばらしいです! さわやかな慈愛に満ちた昼の姿、後輩ちゃんをえっちになでなですりすりする夜の姿。ふたつの顔を持つように見えるシスター・スピカですが、よく見ればその表情はいずれもかわらないことに気づかされます。彼女からしてみれば昼の慈善も夜の情事も、その本質はかわりなく「愛」の行為であるのでしょう。その態度は後輩シスターが「罪」を感じているのとは対照的であり、おおきくあたたかくつつみこんでくれる、無条件の母の愛めいたものすら感じます。 その慈愛情愛は当然彼女の手つき舌つきクリつきにもあらわれており、どうすれば女の子に快感と幸福感を与えられるか、至福の世界へみちびけるか、知り尽くしたかのような愛撫が最初から最後まで続きます。なかでもクリトリスへの刺激は圧倒的具体的画力とあいまってすばらしい描写で展開され、いくど目にしても下腹部に響くものがあります。 百合えっち好きのバイブルがまた一冊ここに誕生しました。盛大に言祝ぎましょう。