漫画『射精我慢しないと出られないブラック企業』は無料で読める？あらすじや読む方法を徹底解説

レビューコメント

• 予告の時点から、かなり期待してました。 結論からいうと、満足です。 まず設定が素晴らしい。このサークル様らしさが最も上手く活かされているのではと。挑発と誘惑を織り交ぜながら堕とすという、これまでにもあった作品の中でもわかりやすくて良い。 あとはキャラデザ、特に黒髪の女性は、これで終わるには惜しいぐらい魅力的です(清楚な感じからのギャップがいいですね) で、ここからは気になったところを… 文字情報の多さとコマ割りについて。檻の中でのストーリーということもありますが、表現が淡白な気がしなくもなかったというか…前作の方が幅があったかもと個人的に。 私は事前に完成までの予告情報を日々チェックしていたのでそれなりにスムーズに読めましたが、初見でこの文字情報の多さは読みにくい人もいるのではと思いました。要はどのページも、それなりに文字があって、コマ割りサイズも似たような印象を受けたため、悪い意味で淡々としているような印象が…。 例えばですが、文字だけのページだったり、文字なし効果音だけで大胆なコマ割りページだったり…メリハリきかせても面白かったかなと。あとは女性が実際に言った台詞とは裏腹に、本心ではなにを考えているのかを示して頂けると、より悪女感がありそうだなとも。 …と素人がつらつら書いてしまいましたが、全体的には素晴らしかったです。特に構図(アングル)や女性の視線等の表現はこれまでと比べてもトップクラスに良かった。また似たようなのが出れば、買わせて頂きます。 (余談ですが…誘惑と挑発は、似て非なるものだも思っていて、本作もその点についてよく表現されているなと)
  
• 表紙に怪しく嗤い佇んでいる二人から快楽の沼にハメ堕とされてしまう男の話。 射精我慢を成功させなければ外には出られず、仕事をしても露の涙程度の報酬(生活必需品を貰うためのポイント)しか得られない。 そんな中で徐々に疲弊していく男を怪しく嗤い、色仕掛けで篭絡し、溢れんばかりの甘い言葉と淫語で頭をとろけさせてくる二人。 徐々に我慢した日数が増えていくごとに増していく快楽の沼。 ねっとりとした手の動きと耳元で射精を煽るような言葉を連発する口元の感じがなんとも…。 挙句の果てには食事などに使うはずに必死に貯めたポイントを快楽のために吐き出し、知能すらも搾取され、あらゆる部位で快楽を得られるような体にされてしまうところまで行かされてしまうなんとも恐ろしいシステム。 どんどんと沼にハマっていく様子とこちらへの説明を段階的にしていく形で進んで行くので、男が堕ちるまでの過程がそれはもう濃厚なまでに描かれ、語られている漫画でした。 特に最終段階での手コキと言葉責めはかなり強烈でした。
  
• 文句を言いたい気分にもなる。同サークルの作品はどれもかなりシコいので、積極的に購入している。それは問題ではない。しかし絵の雰囲気がエロいだけならともかく、内容がエグすぎるのがたまにキズである。端的に言えば心がぐちゃぐちゃになるのである。なんでオナニーをするために心をぐちゃぐちゃにしなければならないのか。さらに言えばそれにより興奮するのだから始末に悪いとしか言いようがない。